2014年9月15日月曜日

ホタル生態環境館に起こった事件の経緯(随時更新予定)

板橋区によるホタル生態環境館の廃止決定に至る経緯を時系列でまとめてみます。
色々足りない部分があるので、随時補っていきたいと思います。また、間違いがありましたら、コメント欄などでご指摘いただけると幸甚です。
★印をつけたのは今回の事件の中核となるホタル生息調査が行われた日です。

2013-11-28

市民団体が陳情第94号「板橋区ホタル生態環境館の存続を求める陳情」を提出。

2013-12-03

板橋区議会、平成25年度定例会にて陳情を審議。全会派一致で「継続審議」となる。

2013-12-15

高島平新聞 『存続求め住民らが陳情』

2014-01-16

ある政党から「陳情の内容を一部訂正すべき」との意見があり、『板橋区ホタル生態環境館存続を求める陳情書』を一旦取り下げる。

2014-01-27 ★

板橋区による抜き打ちのホタル生息数調査。元館長への事前連絡一切なし。
作業委託先は(株)自然教育研究センター。資源環境部長と環境課長が立会い。
調査の結果、見つかったのはゲンジボタル2匹、ヘイケボタル0匹。全体として23匹と推定。

2014-01-30 ★

板橋区による抜き打ちの調査が行われようとするが、現地にいたボランティアがせせらぎが荒らされる事を危惧して調査をやめるようお願いする。たまたま通りがかったある政党の区会議員2名の説得によって調査は中止される。
この騒ぎのなか、板橋区の管理職と接触した女性ボランティア1名が全治1週間の怪我を負う。
同日夕方、元館長に対し課内異動が発令され、館長職を解かれる。
更に、元館長に対し「三日以内に立ち退くように」と業務命令が出される。
業務委託されていた『むし企画』に対し、板橋区から電話にて2月1日にて契約解除すると通告。内容証明付き郵便にて契約解除通知が発送される。(元の契約期間は2014年3月31日までであった)

2014-02-01

「むし企画」との契約が解除され、新たに「(株)自然教育研究センター」への契約がスタート。

2014-02-03

元館長が退職願を提出。

2014-02-07

業務命令により、元館長が新しい委託先である(株)自然教育研究センターに業務を引き継ぎ。
都政新報新聞に掲載 『ホタル館、委託業者変更/年度半ば 館長には異動発令』

2014-02-15

高島平新聞に掲載 『高島平の「ホタル」どうなる?』

2014-02-17

東京新聞夕刊に掲載 『ホタル館 灯消える? 板橋区廃止へ動く』
市民団体が再提出した陳情第100号「板橋区ホタル生態環境館の技術の継承と館の存続を求める陳情」受理。

2014-02-19

板橋区議会区民環境委員会で「ホタル生態環境館におけるホタル等生息調査の結果」が報告される。

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/059/059497.html
板橋区ホタル生態環境館におけるホタル等生息調査の結果について
公開日:平成26年2月20日

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_oshirase/059/attached/attach_59497_1.pdf
板橋区ホタル生態環境館におけるホタル等生息調査報告書
平成 26 年 1 月 (株)自然教育研究センター

2014-02-20

東京新聞に掲載 『ホタル館問題「成虫持ち込み証言も」飼育担当「有り得ぬ」』

2014-03-24

板橋区懲戒分限審査委員会開催。

2014-03-28

元館長に対する懲戒免職処分発表。
http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/060/attached/attach_60886_1.pdf


2014-05-12

何年も続いてきたホタル夜間特別公開の中止を板橋区が発表。

2014-05-14

板橋区が「板橋区ホタル生態環境館のあり方検討結果」を公表。

2014-06-05

元館長が板橋区による処分の取り消しを求めて東京地裁に提訴。



2014-07-11

板橋区は1月の生息数調査でホタルの幼虫数を23匹と推定していたが、実際には110匹以上の幼虫が確認された。
産経新聞に掲載 『板橋区、生息数少ないと閉館 ホタル館で110匹確認 東京』



以上



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